ある現役教員がITを活用した受験勉強に挑戦し、見事、東京大学合格を果たした。その教員の話から、受験勉強や普段の学習にITを活用するメリットは何か、そこから教育はどう変わるべきかを探る。
若年層におけるスマートフォンの所持率が高まる中、学習や受験に活用できるIT製品/サービスが急速に充実している。これらのIT製品/サービスは、本当に受験や学力向上に有効か。この答えを探るべく、自らITを活用した受験勉強に挑戦し、東京大学合格を果たした現役教員がいる。関東第一高等学校(東京都江戸川区)で数学を教える横山北斗教諭だ。
前編「東京大学にIT活用で合格した現役教員 受験に活用したアプリとは?」では、横山教諭が東京大学の合格を目指した理由、受験勉強において使用したIT製品/サービス、それらの活用方法の詳細を紹介した。後編の本稿では、横山教諭の受験経験を基に、ITを活用した学習のメリットや課題、普段の授業にITを生かす際のポイントなどを聞く。
横山教諭は2016年、国公立大学や難関私立大学を目指す特別進学コースの担任となった。受け持ちの生徒の中に東京大学志望が5人おり「生徒と一緒に受験勉強をすることで、説得力のあるアドバイスができるのではないか」と考え、自ら東京大学受験に挑戦することを決意した。当時高校2年生だった生徒と共に受験勉強に励み、その結果、2018年に東京大学合格を果たした。
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