AI時代の保険業界 新しいテクノロジーにどう対処するかカーシェアリングやドローンのもたらす新たなリスク

保険会社でAIの活用が進んでいる。AIは社内の業務改善だけでなく、顧客対応や保険請求の処理に利用される。自動運転やサイバーセキュリティなど、AIが新たな損失リスクとなることも考慮しなければならない。

2018年10月23日 05時00分 公開
[Ronald SchmelzerTechTarget]

関連キーワード

業務改善 | ビッグデータ | 機械学習 | 経営


photo

 保険業界はテクノロジーを真っ先に導入する業界だとは考えられていないが、実際にはテクノロジーの変化に最前線で触れる機会が多い。

 テクノロジーが大きく変わると、社会、ビジネス、人々の暮らし方、働き方、関わり方も変わることがその理由だ。人工知能(AI)技術がもたらす新たな課題に、保険業界が取り組んでいるのは不思議なことではない。テクノロジーの変化で生じる課題は、保険会社の顧客である企業や個人だけでなく、保険会社の社内運用や商品にもたらされる。

 そのレポートによると、保険会社幹部の75%以上が、今後3年間で保険業界全体が大きく変わる、または全く変わると考えているという。約3分の1の回答者は、自社がAIによって「全く変わる」と答えた。「大きく変わる」と答えたのは39%だった。

新しいテクノロジーがもたらす新たなリスク

ITmedia マーケティング新着記事

news058.jpg

アドビ、Adobe Firefly機能搭載の「Adobe Express」モバイル版アプリを一般提供
アドビは、生成AI「Adobe Firefly」の機能を利用できる「Adobe Express」モバイル版アプ...

news141.jpg

2度あることは3度あった GoogleのサードパーティーCookie廃止再延期にアドテク各社がコメント
Googleは2024年末までに完了する予定だったWebブラウザ「Chrome」でのサードパーティーCo...

news148.jpg

天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...