「脱Microsoft Office」をG SuiteやiWorkで実現可能? 代替6製品を比較する文書作成やスプレッドシートは当たり前(1/2 ページ)

企業の大半がMicrosoft Officeを使っていることは周知の事実といえるが「これしかない」と思い込んでしまっている可能性もある。さまざまな代替製品を比較し、自社に最適なオフィス製品を導入しよう。

2018年11月10日 05時00分 公開
[John PowersTechTarget]
画像 代替なる製品、サービスの特徴を捉える

 企業向けオフィススイートといえば「Microsoft Office」が最もよく使われており、その次がクラウド版の「Microsoft Office 365」(以下、Office 365)だ。

 Microsoft OfficeもOffice 365も「Windows 10」との連携に優れており、電子メールクライアント「Microsoft Outlook」は企業のコミュニケーションとスケジュール管理に広く使われている。これに匹敵する他のオフィススイートを探すのは簡単ではない。

 Microsoft Office以外の製品に切り替えるとしたら、IT担当者はサポートや互換性のことも事前に考えなければならない。信頼性のあるMicrosoftからのサポートを手放し、別のベンダーやサードパーティーからサポートを受けることになるからだ。ファイルタイプが異なれば互換性の問題が発生する可能性もある。

 一方で、Microsoft Officeのライセンス費用がかさんだり、従業員が別の製品を望んだりすることが代替製品を検討する要因になる。

 本稿ではMicrosoft Officeの代替となり得る以下の製品について紹介する。

  • LibreOffice
  • G Suite Enterprise
  • Zoho Office Suite
  • iWork
  • Dropbox Paper
  • WPS Office

LibreOffice

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