「Infrastructure as Code」(IaC)ツールには2種類ある。1つはサードパーティー製ツール、もう1つは特定のクラウドベンダーのネイティブツールだ。本記事では、適切なツールを選ぶ際に留意すべき項目を取り上げる。
「Infrastructure as Code」(IaC)の目的は、モジュール形式のインフラ作成、つまりサーバリソースの抽象化にある。IaCツールを利用することにより、整合性を保ちつつ複数のアプリケーションプラットフォームを導入できる。
IaCツールがあれば、開発チームと運用チームはテンプレートを使用することで整合性を取りながら要件に応じた仮想リソースを導入できる。デプロイと構成スクリプトのバージョンを管理することも可能だ。
IaCツールは主に次の2つのグループに分かれる。
ベンダーのネイティブIaCツールは、マルチクラウド導入には最適といえない。サードパーティー製ツールの大半は、任意のクラウドプラットフォームやデータセンターで動作するが、全てのクラウドプラットフォームで正しく動くとは限らない。こうしたトレードオフがあるため、IaCツールを選ぶ際は、現在と将来の両方における要件を視野に入れ、慎重に判断することが重要だ。
2度あることは3度あった GoogleのサードパーティーCookie廃止再延期にアドテク各社がコメント
Googleは2024年末までに完了する予定だったWebブラウザ「Chrome」でのサードパーティーCo...
天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...
“AI美女”を広告に起用しない ユニリーバ「Dove」はなぜそう決めたのか
Unilever傘下の美容ケアブランド「Dove」は、「Real Beauty」の20周年を機に、生成AIツー...