クラウドストレージベンダーWasabi Technologiesが6800万ドルを調達できた理由新興企業の勢いが止まらない

新興企業のWasabi Technologiesは、わずかな期間で6800万ドルを調達し、ブランド認知度を高め、パブリッククラウドベンダーのビッグスリーに挑戦している。

2018年11月27日 05時00分 公開
[Carol SliwaTechTarget]
画像 ビッグスリーに挑戦するクラウド新興企業

 「Microsoft、Google、Amazonの脇役に甘んじるつもりはない」とWasabi Technologies(以下、Wasabi)のCEOで創業者のデビッド・フレンド氏は強気の姿勢だ。

 このクラウドストレージベンダーは以前BlueArchiveという会社で、2016年に約850万ドルの資金を調達し、2017年にWasabiとして新たに起業した。

 フレンド氏はゲノム解析やメディア、エンターテインメントなどの「専門知識を持つシニアセールススタッフがWasabiには必要だ」と語る。この新興企業は増大する問い合わせに対処するため、社内セールスの担当者を採用する予定だ。現在従業員は約45人で、年末までには60人から65人に増員する見込みだという。

勢いを増すWasabiブランド

ITmedia マーケティング新着記事

news135.jpg

Xが新規アカウントに課金するとユーザーはどれほど影響を受ける? そしてそれは本当にbot対策になるのか?
Xが新規利用者を対象に、課金制を導入する方針を表明した。botの排除が目的だというが、...

news095.jpg

Googleの次世代AIモデル「Gemini 1.5」を統合 コカ・コーラやロレアルにも信頼される「WPP Open」とは?
世界最大級の広告会社であるWPPはGoogle Cloudと協業を開始した。キャンペーンの最適化、...

news018.jpg

Cookie廃止で広告主とデータプロバイダ、媒体社にこれから起きることとその対策
連載の最後に、サードパーティーCookie廃止が広告主と媒体社それぞれに与える影響と今後...