ジョンソン・エンド・ジョンソン、アクセンチュアなどが語る「人事部門で使えるテクノロジー」社員教育や採用にフォーカス

Accenture、Johnson & Johnsonなど大手企業のリーダーが、人事(HR)業務の最優先事項について語った。各社のHRテクノロジーの導入効果と、導入の際に重視すべきポイントとは。

2018年12月04日 05時00分 公開
[Patrick ThibodeauTechTarget]

関連キーワード

IT戦略 | 経営 | 人事


photo

 米国内トップ企業の人事(HR)部門のリーダーは、インサイト(洞察)を提供し、人材管理を改善するテクノロジーを求めている。「HR部門の最優先事項には、採用候補者や従業員の体験を改善する優れたテクノロジーの追求などがある」。これは最高のHR部門を作り上げるために必要なものとして『2018 HR Technology Conference & Expo』のパネリストがベンダーや参加者に伝えたメッセージだ。他にも採用プラットフォームの改善、人工知能(AI)技術、データ分析、ユーザー主導のラーニングプラットフォームが重要な要素として挙げられた。

 同カンファレンスでは、Accenture、BlackRock、Delta Air Lines、Johnson & Johnson、The Walt Disney Companyの各社HR部門のリーダーがパネリストとして登壇し、テクノロジーについての各社の優先事項や関心事項について話し合った。

 カンファレンスではベンダーについて言及することが避けられたため、パネリストがベンダーを話題にすることはなかった。

しかし登壇したグローバルHR部門のリーダーたちは、ベンダーとカンファレンスの参加者に対して、明確な意見を持っていた。自社でのテクノロジーの使用方法や、そのテクノロジーに望むことなど、戦略的だが鋭い意見だった。

優れたHR部門には優れた採用システムがある

ITmedia マーケティング新着記事

news058.jpg

アドビ、Adobe Firefly機能搭載の「Adobe Express」モバイル版アプリを一般提供
アドビは、生成AI「Adobe Firefly」の機能を利用できる「Adobe Express」モバイル版アプ...

news141.jpg

2度あることは3度あった GoogleのサードパーティーCookie廃止再延期にアドテク各社がコメント
Googleは2024年末までに完了する予定だったWebブラウザ「Chrome」でのサードパーティーCo...

news148.jpg

天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...