2018年12月06日 08時00分 公開
特集/連載

Computer Weekly製品ガイドDesktop as a Serviceを有効活用する方法

デスクトップをクラウドへ移行することは理にかなうのか。DaaSとVDIについて解説する。

[Tim Anderson,Computer Weekly]

 デジタルトランスフォーメーションがパブリッククラウドプロバイダーの利用増大につながるとすれば、デスクトップコンピューティングはどうなのだろうか。これをクラウドに移行して、DaaS(Desktop as a Service)として使うことは理にかなうのか。

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 ある程度は理にかなう部分もある。会社のデータが既にクラウドにあるなら、同じプロバイダーがホスティングするデスクトップを利用すれば、データとクライアント間のレイテンシが低くなるというメリットがある。PCのOSはクラウドでホスティングされた仮想マシン(VM)でリモート実行され、ユーザーはシンクライアント経由で引き続きPCの使用感を維持できる。

 こうしたサービスは今や多数の企業が提供している。ユーザーは「Amazon Web Services」(AWS)や「Microsoft Azure」のような大手を選ぶことも、小規模なホスティング企業を選ぶこともできる。

VDIのメリット

 VDI(仮想デスクトップインフラ)のコンセプトは、オフィスとモバイルユーザー両方にとってメリットがある。オフィスではシンクライアントアプライアンスによって、仮想デスクトップへの確実かつコスト効率の高い接続が提供される。一般的に、どんなPCやOS(例えばAndroidやiOS)、あるいはChromebookでも利用できる。

 「Microsoft VDI」のライセンスは複雑で、Windows Enterpriseを必要とする。Windows EnterpriseとSoftware Assuranceを契約している顧客は、VDI経由でWindows 7かWindows 10を導入できる。

 VMwareのデジタルワークスペースドメインアーキテクト、チャールズ・バレット氏によると、さまざまな理由からVDIとDaaSの採用は「依然として伸びている」という。ホスティングサービスの昔からのメリットである従量制モデルは、季節によって需要が変動する組織や、業務委託先の数が変動する組織に適している。デスクトップはデータセンターにあり紛失や盗難の恐れがないという点で、セキュリティは向上する。ホスティングされたデスクトップがマルウェアに感染した場合、そのデスクトップの削除と入れ替えは簡単にできる。暗号化は組織全体を横断して適用される。

 ホスティングされたデスクトップはまた、行動分析にも適している。異常な挙動を検出したらIPアドレスやユーザーアカウントをブロックするなどの措置を講じることができるという点で、これは追加的なセキュリティ対策にもなる。

 バレット氏はVMwareの「Horizon Cloud」について、「3つのデリバリーモデルを持つクラウド内のコントロールパネル」と形容する。3つのデリバリーモデルとは、

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