情シス視点で考える、経費精算システムに必要な6つの条件製品の機能比較では見えてこない?

経費精算業務を効率化したい企業の選択肢となる、クラウド型経費精算システムの採用。だが、効率化を目的として導入したのに月末にまとめて処理をする悪弊から抜け出せなかったり、外部サービスとの連携で苦労したりするケースがある。

2020年01月31日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 労働力不足が叫ばれ、RPA(ロボティックプロセスオートメーション)やAI(人工知能)などの活用で業務の自動化、効率化の取り組みが進む中、今も昔もあまり変わっていない業務領域がある。多くの企業で月末になると昔ながらの手作業が繰り広げられる「経費精算業務」だ。

 特に経費精算で月末に大忙しとなる営業部門は、企業にとってプロフィットセンターでもある。非効率な経費精算の進め方は企業全体の生産性や競争力に直接ダメージをもたらしかねない。

 そういった課題に応える形でここ数年「いつでもどこでも経費精算業務ができる」とうたうクラウド型経費精算システムが登場している。だが、スマートフォン(スマホ)で利用できる機能が限られていたり、ほぼ必須となる会計システム連携にコストや工数がかかったりして、ユーザー部門がそのメリットを享受できていないケースも少なくないという。

 では、どういった観点で経費精算システムを導入すればよいのか。経理部門と共に製品選定に関わる情報システム部門(情シス)の視点で「失敗しない経費精算システムの条件」を考えた。


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