「IoTセンサー」と「自動機械学習」(AutoML)が森林火災検知に一役買うチリで実用化

Entel Oceanは、IoTセンサーとDataRobotの自動機械学習(AutoML)製品を使用して、チリの森林火災を自動的に検知している。人よりも迅速に火災を検知できる、その仕組みとは。

2020年04月15日 05時00分 公開
[Mark LabbeTechTarget]

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 2017年1月、南米のチリ全土で連続山火事が発生した。火災により少なくとも11人が死亡。4000平方キロ以上が焼失し、チリ政府は対応に数億ドルを要した。

 この火災は、近代のチリにおける最悪の災害の一つとなった。一方で、チリでは山火事の発生は日常茶飯事でもある。山火事を防止するために政府はテクノロジーベンダーのEntel Oceanを頼った。同社は人工知能(AI)技術を使用した山火事の防止と検知を得意としている。

チリの火災検知

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