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「ラスト サムライ」の運命を回避するIT利用法とはColumn

どんなに鍛錬を重ねたサムライでも、ガトリング砲に太刀打ちできなかった。自社がサムライのごとく技術の進歩の前に滅びることを避けるために、ITリーダーはどうしたらいいのだろうか?

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 先日CATVで「ラスト サムライ」の最後のアクションシーンを見て、わたしはギクリとした。サムライは侵入軍に対抗し、熱いナイフでバターを切るかのごとく、見事な刀さばきを見せている。だが、まもなく侵入軍はガトリング砲での砲撃を開始する。弾丸を連射するという新技術は、とうていサムライが太刀打ちできるものではない。

 このシーンを見て、わたしはITリーダーとしてのわれわれの能力について考えさせられた。今のビジネスモデルを「時代遅れ」にするような新技術は、すぐ間近に迫っているのだろうか? もしそうであるなら、われわれITリーダーは組織をそうした変化に迅速に適応させることができるだろうか?

 ITスタッフの間で開発すべき最も重要な能力は、適切な技術進歩を迅速に選択し、実装する能力だ。どうしたら自らの役割を全うし、俊敏(アジャイル)で適応性のあるITを実現できるだろうか?

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