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IPAがWebサイトのSQLインジェクションの脆弱性検出ツールを無償公開NEWS

WebサイトへのSQLインジェクション攻撃によく用いられる文字列を検出し、WebサイトのSQLインジェクションの脆弱性を検出する無償ツール「iLogScanner」を公開した。

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 情報処理推進機構(IPA)は4月18日、WebサイトのSQLインジェクションの脆弱性を検出する無償のツール「iLogScanner」を公開した。

 iLogScannerは、ユーザーが用意したWebサーバのアクセスログの中から、WebサイトへのSQLインジェクション攻撃によく用いられる文字列を検出し、Webサイトが日ごろどれだけの攻撃を受けているか、また、Webサイトの脆弱性により攻撃が成功した可能性があるかを検出し、解析結果をリポート出力するツール。ただし、簡易的なツールであり、攻撃を100%検出できるわけではない。IPAのWebサイトからダウンロードし、利用者のWebブラウザ上で実行するJavaアプレット形式のプログラムとなっている。

 iLogScannerの稼働環境は、OSがWindows XP Professional SP2、WebブラウザがInternet Explorer 7、Java実行環境がJava Runtime Environment 5.0以上。

 現在、IPAが利用者の脆弱性検出状況を収集することはないが、今後、脆弱性対策に活用するために、ツールから検出状況を収集するなどの機能拡張を予定している。また、現状検出できるものはSQLインジェクションのみだが、今後はクロスサイトスクリプティングやOSコマンドインジェクションなどへ順次拡大していく予定。

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