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Skytapの仮想ラボに見るクラウドサービスの利便性:ソフト開発のコラボレーションに威力
Skytapがリリースした開発者向けコラボレーション・クラウド管理ツールは、最新機能によりコラボレーションプロセスが大幅に簡素化された。
テスト・開発用のクラウド型仮想ラボを提供する米Skytapは先ごろ、同社の高価なクラウドサービスをクラウド大手のRackspaceやAmazon Web Services(AWS)の安価なサービスと差別化することを目指し、一連の開発者向けコラボレーション・クラウド管理ツールをリリースした。
これらの新ツールでは、特殊なダッシュボードからユーザーやコンピューティングリソースの管理機能にアクセスできるようになっている。複数の開発者がこのダッシュボードにより、Skytapのクラウド上にあるテスト環境の共有、トラブルシューティング、変更をリモートから同時に行える。
これまでのところ、Skytapの新ツールは好評を得ている。
「わたしは北京のチームに業務を委託している。わたしの会社のオフィスはサンフランシスコのベイエリアにある」と、モーゲージソフトウェアを提供するEllie Maeの品質保証(QA)ディレクター、ロン・ユン氏は語った。北京のチームが働いている間は同氏は寝ており、同氏が働いている間は北京のチームは寝ている。しかし、Skytapのツールの最新機能のおかげで、コラボレーションプロセスが大幅に簡素化されたという。
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