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ERPのクラウド化で「持たざるIT」経営を実現:幅広いクラウドサービスを提供する「Oracle On Demand」
現在、クラウドコンピューティングの導入を真剣に検討する企業が増えている。しかし、「本当に自社に最適化された形で導入できるか不安だ」と多くの経営者が感じていることも事実だ。
今、まさにブームが到来している「クラウドコンピューティング」(以下、クラウド)。多くのメディアが連日取り上げ、世の中を席巻するこの言葉は、企業の経営層や情報システム部門にとって非常に魅力的に映るだろう。自社でIT資産を保有することなく、インターネット経由でITリソースを利用するクラウドは「ビジネス要求に迅速に対応し、システムの初期導入および運用・保守コストを低減する」という恩恵を企業にもたらすからだ。
その一方で「クラウドが適用できる範囲は、特定の業務に限定される」と半ばあきらめている経営者も多い。特に業務と密接に連携するERPシステム(※)では、そのユーザーインタフェース、テーブル定義などに企業固有のアドオン機能が加わることも少なくない。また、海外拠点を複数持つ大規模な企業では、各拠点にある基幹系システムやその周辺システムとのデータ連携や統合が必要になる。
上記の理由から「まさか、自社のERPをクラウド化できるはずがない」と決め付けてはいないだろうか。しかし、その“まさか”を実現するサービスが既に存在するのだ。
(※)ERP:「Enterprise Resource Planning(企業資源計画)」。企業全体の経営資源を統合的に管理し、有効活用することで経営の効率化を図るための手法。
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