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センドメール、送信ドメイン認証への対応を確認できるツールを無料公開NEWS

送信ドメイン認証への対応が正しく行われているかをチェックできる「SPFレコードチェックツール」を無償公開した。

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 センドメールは、迷惑メール対策に有効とされる送信ドメイン認証への対応が正しく行われているかをチェックできる無償ツールを開発し、同社のWebサイト上で公開した。

 今回公開したのは、送信ドメイン認証技術の方式として広く普及している「SPF(Sender Policy Frameworks)」の設定を確認できる「SPFレコードチェックツール」。同ツールを使用することでメールサーバの管理者は、ホスト情報とメールヘッダ情報を入力するだけで、正しく動作しているかを確認できるという。

 具体的には、チェックしたいメール送信元のIPアドレスとメールヘッダを入力すると、以下のいずれかのチェック結果が得られる。メールサーバの設定変更などにより、認証できなくなることがあるため、センドメールでは、定期的にチェックすることを推奨している。

  • pass:認証に成功した
  • permerror:送信元のSPFレコードの文法的な誤りなど永続的なエラーのため認証処理を実行できなかった
  • temperror:一時的な障害などにより、認証処理が失敗した
  • neutral:送信元が認証の成功・失敗について明確にしていない
  • softfail:認証に失敗したが、送信元は失敗と扱うべきではないとしている
  • hardfail:認証に失敗した
  • none:送信元においてSPFレコードが宣言されていない

 同ツールのiPhone用アプリ「Sendmail IP info.」は、5月1日にiTunes App Storeにて無料提供済み。同社では今後、SPFと共に普及している送信ドメイン技術「DKIM(DomainKeys ldentified Mail)」用ツールも公開する予定だ。Android端末など他にスマートフォン用アプリも提供予定としている。

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