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Ciscoの新パートナー戦略はユーザー企業に何をもたらすのか?「アーキテクチャスペシャライゼーション」の取得を義務付け

Ciscoはパートナーに対し、スペシャライゼーションのトレーニング受講と認定を義務付け、商談内容の底上げを狙っている。

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 米Cisco Systemsは、パートナープログラムの一環として新たにアーキテクチャスペシャライゼーション(ボーダーレスネットワーク、コラボレーション、およびデータセンターテクノロジーの3種類)を導入する。トップレベルのパートナーには、このスペシャライゼーションのトレーニング受講と認定が義務付けられる予定だ。

 パートナーは各自の認定日に応じて、2011年4月から16〜28カ月以内に新しいトレーニングを受講する(※訳注)。ゴールド認定パートナーには3種類全てのスペシャライゼーションの取得が義務付けられ、シルバー認定パートナーにはアーキテクチャスペシャライゼーションを2種類か、アーキテクチャスペシャライゼーションとテクノロジースペシャライゼーションを1種類ずつ取得することが義務付けられる。プレミア認定パートナーでは、いずれかのアーキテクチャスペシャライゼーションまたはCisco Express Foundationスペシャライゼーションの取得が必須となる。

※訳注:スペシャライゼーションの取得が必須となるのは2012年8月。同社サイトのサーティフィケーション & スペシャライゼーションを参照。

 この意味するところは、パートナーはコモディティー化した製品の販売から、総合的なテクノロジーソリューションに基づくサポートサービスの販売に移行するように、ということだ。Ciscoパートナーはこれまで、Hewlett-Packard Networkingなどの競合が、Ciscoよりも価格は安く、パートナーへのマージンは高めの設定でアクセススイッチなどのコンポーネントを販売していることに悩まされてきた。

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