iPadやAndroid 3.0タブレットで利用できるクラウド版のオフィススイートが登場:タブレット端末でOffice文書の編集を可能に
米Soonrと米Byteは、米MicrosoftのWord、PowerPoint、Excelの各ファイルの編集、バックアップ、保存をクラウドベースで行えるタブレット端末向けソフトを発表した。
iPadをはじめとする各種タブレット端末向けのオフィスプロダクティビティツールの使い勝手がますます向上する中、米Soonrと米Byteはそれぞれ2011年4月、米Microsoftの「Word」「PowerPoint」「Excel」の各ファイルの編集、バックアップ、保存をクラウドベースで行えるタッチ対応の新しいソフトウェアツールを発表した。
米Soonrの「Soonr Workplace」はタブレット端末向けのクラウドベースのセキュアな文書編集ソフトだ。同ソフトは現在、iPadとAndroid 3.0(コードネーム:Honeycomb)タブレット端末に対応しており、iPad版には、Microsoft Officeの各種ファイルをiPad上で編集、更新するための統合ツールも含まれている。
「目下、タブレット端末がデスクトップPCに取って代わりつつあるのは、非常にエキサイティングなことだ」とSoonrの共同創設者兼CEOのマーティン・フリッドネルソン氏は米TechTargetの取材に応じ、語っている。
一方、Byteが発表した「Office2 HD」アプリのバージョン4.0では、これまでのWordファイルとExcelファイルのサポートに加えて、PowerPointファイルの作成、編集、クラウド上への保存のサポートが追加されている。
またバージョン4.0では、Microsoft OfficeとAdobe PDFのファイルをiPad上か、あるいはDropbox、AppleのMobileMe、Box.netといった外部のクラウド環境のいずれかに保存できる。
フォントを変更したり、Word文書を中央ぞろえにしたりといった、従来マウスやキーボードを使って行う機能は、タッチ操作で実行できる。さらにOffice2 HD 4.0では、クラウドベースのGoogle Docsの閲覧と編集を行える他、各種Officeファイルのメール送信もサポートされている。
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