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不動産業のトーセイ、IFRS任意適用 海外上場に伴い【IFRS】2013年11月期第1四半期決算から開示

同社は東証一部の上場を継続したまま、シンガポール証券取引所へのセカンダリー上場を行う予定。IFRS適用はこの上場に伴うものとしている。

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 不動産業のトーセイは2013年11月期から連結財務諸表にIFRS(国際財務報告基準、国際会計基準)を任意適用すると2月22日に発表した。同社は東証一部の上場を継続したまま、シンガポール証券取引所へのセカンダリー上場を行う予定。IFRS適用はこの上場に伴うものとしている。

 同社はこれまで日本基準による開示を行ってきた。IFRSによる開示は2013年11月期第1四半期から。シンガポール証券取引市場は外国登録企業に対してシンガポール会計基準の他、IFRS、または米国会計基準の利用を認めている。シンガポールでは、シンガポール会計基準とIFRSとのコンバージェンスも進行している。

 トーセイは「上場に伴い、シンガポール市場における適切かつ十分な当社の企業情報の開示、具体的にはIFRSでの決算開示、英文での適時開示等を行うことを通じて、東南アジアの投資市場での当社の事業に対する理解の深化とプレゼンスの向上を図る」としている。

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