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NASAも悩む「シャドーIT」、危険でも使ってしまうユーザーの心理は増大するリスクにどう対応する

外部のクラウドサービスなどを事業部が勝手に導入してしまう「シャドーIT」。社内システムの使い勝手の悪さが起因となり、拡大しているという。NASAも悩むこのシャドーITに対応するには?

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 米航空宇宙局(NASA)におけるクラウドコンピューティング導入に関わるシャドーIT問題が先ごろ、監査リポートで明らかになった。クラウドの専門家の多くは、既に問題を認識しており、不正なクラウドの導入を最小化する方法を幾つか提示している。

 NASAの2013年7月の監査リポートによると、同局の最高情報責任者(CIO)の執務室の承認を得ずに、あるいは承認されたセキュリティフレームワークに反して、幾つかの部門がシステムをパブリッククラウドに移行していたという。ある“中規模システム“は、承認を得ることも、またセキュリティ予防策を施すこともなく、2年もの間、パブリッククラウドに置かれていた。

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