特集/連載
仕事メールを“既読スルー” 休み中なら許される?:スマホ、タブレットで24時間働けますが……
いつでもどこでも仕事ができるスマートフォンやタブレットが広がることで、休日でも仕事への対応を求められるケースが出ている。勤務時間外の業務メールを禁止すれば、問題は解決するのだろうか。
スマートフォンとタブレットのおかげで、毎日24時間、仕事の連絡がとても容易になった。あまりにも容易過ぎて、その反動が起きている。
モバイルデバイスは雇用者にとっても従業員にとっても同じくらい便利なものだ。雇用者としては、モバイルワーカーが職場から離れているときも、職場にいるときと同じくらい(それ以上とはいかないにせよ)生産性を上げてくれれば助かる。従業員の方も、デスクに縛られずに柔軟に仕事ができるのはうれしい。
ところが、常に連絡が取れるとなると、ワークライフバランスの問題が出てくる。タッチスクリーンの向こうに、いつも上司や同僚や顧客がいるような状態では、勤務時間外だという実感が持てず、ストレスを感じたり、極度の疲労から喪失感に陥ったりしやすくなる。
関連記事
- スマートフォン、タブレットによる“どこでもオフィス”を素直に喜べない人たち
- DeNAがBYODをやめた理由
- 「オフラインだと仕事ができない」は甘え? 進化するモバイルワーク技術
- iPad/iPhoneやAndroid端末で使える、“ガチ”なIT管理アプリ5選
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.