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スマホユーザーを敵に回しても「モバイルデバイス管理(MDM)」をやめてはいけない:企業におけるMDMの立ち位置を整理
「モバイルデバイス管理(MDM)」は、長い年月を掛けて大きく発展した。従業員からの反発があるからといって、その価値が下がるわけではない。
ユーザーとスマートフォン/タブレットの間には密接な関係が築かれている。対して管理者は何年もの間、過度に厳格でエンドユーザーの操作性を低下させる「モバイルデバイス管理(MDM)」による制御を導入してきた。IT部門は、従業員から好まれる形でMDMを効果的に使用する方法を探し続けている。
MDMが誕生したばかりのころ、多くの管理者は、従業員が所有するスマートフォンをカナダBlackBerryの「BlackBerry」のようなものにして、セキュリティを確保したいと考えていた。だがこのアプローチは、企業環境に一般コンシューマー向け端末を持ち込む問題を解決するには至らず、すぐに従業員からの反感を買うことになった。
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