徹底レビュー:安さで注目の「Amazon Fire」タブレット、5000円で買った人は満足できるか?コスト削減されたパーツはこれとこれ(1/2 ページ)

日本でも9月30日に発売となった、50ドルを切る新7インチタブレット「Amazon Fire」。一般向けには8980円で、プライム会員には4980円で販売される。この激安タブレットの性能はどうだろうか?

2015年11月08日 09時00分 公開
[Ian DebevoiseTechTarget]
Amazon Fire シンプルな作りの「Amazon Fire」《クリックで拡大》

 米国でタブレットが50ドルで売られるとき、それはドラッグストアの棚や、ブラックフライデー(※1)のバーゲン品コーナーに並ぶノーブランドAndroidモデルというケースが大半だ。こうしたタブレットは出来が悪く、50ドルどころか数ドルの値打ちもない。

※1 米国で11月第4木曜日に当たる「感謝祭」の翌日。年末商戦の初日とされる。

 米Amazon.comは、新しい 「Fire」タブレットでこうした状況を変えようとしている。以前、TechTargetでは従来のFireタブレットを「お手ごろ価格のブランド品」と評したことがあったが、新端末の価格は「激安」だ。

 この50ドル(※2)タブレットはきちんと役に立つのだろうか。性能やサービスを徹底解剖しよう。

※2 国内価格は8980円(Amazonプライム会員価格は4980円《税別》)

構造とデザイン

会員登録(無料)が必要です

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       1|2 次のページへ

新着ホワイトペーパー

事例 Jamf Japan 合同会社

BYOD時代のIT統制強化術、事例で学ぶ安全なAppleデバイス管理

ソフトバンクロボティクスでは、働き方の変化や海外拠点の増加に対応する中で、ゼロトラストセキュリティを前提としたグローバルレベルのIT統制が必要となった。Appleデバイスを業務利用する同社は、どのようなアプローチを採用したのか。

プレミアムコンテンツ アイティメディア株式会社

iPhoneやAndroidスマホを「ノートPC」に変える方法

スマートフォンの進化により、「ノートPCとの2台持ち」の必要性は薄れつつある。スマートフォンをノートPCとして使うための便利な方法を解説する。

プレミアムコンテンツ アイティメディア株式会社

「在宅ワークに飽きた」を解消する“激推しガジェット”はこれだ

テレワークの普及に伴い、スムーズな仕事を実現するだけではなく、ギークの知的好奇心さえも満たすガジェットが充実している。ギークが他のギークに“激推し”したくなるガジェットを紹介しよう。

プレミアムコンテンツ アイティメディア株式会社

「Galaxy S24」が予感させる“AIスマホ時代の始まり”

AI(人工知能)技術の活用が広がる中で、スマートフォンの利用はどう変わろうとしているのか。Samsung Electronicsが発表したスマートフォン新シリーズ「Galaxy S24」を例にして、“AIスマホ”の特徴を紹介する。

プレミアムコンテンツ アイティメディア株式会社

iOSを危険にさらす新手口 ユーザーを脅かす「機内モード」の“わな”とは?

ネットワークからデバイスを遮断する「機内モード」。それを悪用する攻撃が見つかった。「iOS」搭載デバイスを狙うその手口と危険性とは。

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news129.jpg

イーロン・マスク氏 vs マーク・ザッカーバーグ氏 嫌われ度対決の行方は?
イーロン・マスク氏とマーク・ザッカーバーグ氏。時代の寵児である2人だが、必ずしも好意...

news065.jpg

サードパーティーCookie廃止で“オワコン”SEOが再注目される理由
GoogleはWebブラウザ「Chrome」におけるサードパーティーCookie廃止を撤回しましたが、プ...

news214.jpg

マーケティングにおける生成AI活用 できる組織とそうでない組織の違い
海外ではマーケティング組織における生成AI活用は着々と進んでいる。しかし、Gartnerの調...