列指向ストレージエンジン「Apache Kudu」とは何か:Hadoopユーザーは要注目
Apache Software FoundationのOSSプロジェクトの1つ、「Kudu」がトップレベルプロジェクトに昇格した。Kuduとは? 列指向ストレージエンジンとは?
Apache Software Foundation(ASF)は毎週のように何らかの発表をしている。今回は「Apache Kudu」がASFのインキュベータープロジェクトからトップレベルプロジェクト(TLP)に昇格することが発表された。
Computer Weekly日本語版 9月20日号無料ダウンロード
本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 9月20日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。
なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。
Apache Kuduとは何か
Apache Kuduはオープンソースの「列指向(カラムナ)」ストレージエンジンだ。「Apache Hadoop」を補完するものであり、高性能のアナリティクスパイプラインを実現する。
列指向(従来の「行指向」とは異なる)データストレージでは、1列目の値が全て物理的に同じ場所に格納され、2列目以下も同様、という形式を取る。例えば2列目の値が人名の「姓」、都市の位置、年齢などであったとすると、これら全てが同一の入力レコードに格納される。つまり、その列の値が全部1つのグループの中に置かれて、そこにアクセスすることになる。この方式には、論理的に(良い)意味がある。これによって、データへのアクセスが加速する。特定のタイプのデータベースでは、それに続くアナリティクスの時間を短縮することにもつながるからだ。
列指向のメリット
続きはComputer Weekly日本語版 9月20日号にて
本記事は抄訳版です。全文は、以下でダウンロード(無料)できます。
■Computer Weekly日本語版 最近のバックナンバー
Computer Weekly日本語版 9月7日号 Microsoft対米国政府──判決は?
Computer Weekly日本語版 8月24日号 それでもAzureを選ぶべき理由
Computer Weekly日本語版 8月3日号 Watsonが企業にやってくる
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.