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Cisco UCS × Nutanixで広がるエンタープライズクラウドの可能性「Nutanix on Cisco UCS」が証明したその付加価値

コンピューティングリソースとストレージ、SANスイッチ、仮想化基盤を1つにまとめ提供するNutanixのソフトウェアをCisco UCSに搭載すると、どんなメリットが生まれるのか。

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 調達やサイジングなどの手間に煩わされることなく、まるでクラウドのように、思い立ったらいつでもすぐ導入可能なインフラを実現し、企業がビジネスを迅速に推進できるようにしたい――そんなミッションを掲げ、ハイパーコンバージドインフラ(HCI)製品を提供してきたニュータニックス。今までは自社で提供するアプライアンスとDell EMCおよびLenovoのOEM提供のみであったが、ここにきて新たにソフトウェアの提供も開始した。

 具体的にはニュータニックスが独自に「Cisco Unified Computing System(Cisco UCS)」や「HPE ProLiant」での動作を保障し、同社がこれまでに自身のアプライアンス上で培ってきた付加価値を、「Nutanix on Cisco UCS」および「Nutanix on HPE ProLiant」といったさまざまなハードウェアプラットフォームにソフトウェアとして提供する。これにより、顧客自身がこれまでに慣れ親しんださまざまなサーバ製品にもニュータニックスのソフトウェアが持つ利便性を加えることができるようになる。中でも、米ニュータニックスがいち早くソフトウェア単体での提供を実現したのがNutanix on Cisco UCSだ。

 ニュータニックス・ジャパンとそのパートナーであるネットワールドでは、Nutanix on Cisco UCSの検証を共同で実施し、その成果を2017年7月13日に行われた「Nutanix on Cisco UCS 共同検証リポート解説セミナー」で紹介。Cisco UCSをNutanixソフトウェアが動作するプラットフォームとして活用できることのメリットや、Cisco UCSハードウェアとNutanixソフトウェアとの相性など、検証の結果が発表された。本稿ではそこで語られたNutanix on Cisco UCSの可能性について紹介しよう。


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