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「Meltdown」と「Spectre」で明らかになったクラウドベンダーの対応能力サーバレス、PaaS製品が再注目される結果に(2/2 ページ)

CPU脆弱性「Meltdown」「Spectre」は、クラウド利用に甚大な影響を及ぼすことが危惧されていた。クラウドベンダーの対応により、想定よりも影響は小さくなりそうだ。

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当初の予想ほどのパフォーマンス低下はない

 SpectreとMeltdownのもう1つの悪影響として危惧されているのは、パッチの適用によるパフォーマンスの低下だ。当初の予想では最大30%の処理速度低下が推計されたため、インターネットで不安の声が相次いだ。しかし、クラウドベンダー各社はこの推計を否定。ユーザーの代わりに膨大な数のサーバを管理するマネージドサービスベンダーも、大半のワークロード(システムの稼働状況)は影響を受けないと述べている。

 これからパフォーマンスの問題が発生し始めるかどうか、まだ分からないが、IT担当者たちの実感はベンダーの主張と一致しているようだ。

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