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ストレージ業界、押さえておかないと疎外感を抱く6つの技術トレンド:AIの新用途やコンポーザブルインフラなど(3/3 ページ)
2019年のストレージ技術トレンドは、安価で密度の高いフラッシュや、優れたパフォーマンスとデータ保護を実現するマルチクラウドデータ管理などが話題になるだろう。
マルチクラウドデータ管理
Enterprise Strategy Groupの調査によると、企業の81%はIaaS(Infrastructure as a Service)かPaaS(Platform as a Service)で複数のクラウドベンダーを利用しているという。3社以上のクラウドベンダーを利用している企業も51%ある。
「マルチクラウドが基本になっている」とEnterprise Strategy Groupのユン氏は述べる。
ユン氏によると、企業は1つのワークロードをクラウド間で分散するのではなく、複数のクラウドを異なる用途に使用しているという。
調査会者451 Researchでアナリストを務めるスティーブン・ヒル氏は、マルチクラウドのメリットには、パフォーマンス、データ保護、可用性の確保などがあると説明する。
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