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一歩先を見据えた変革のためには、どのようにデータ活用を進めればよいのかなぜ、日本企業ではDXが進まないのか

グーグル・クラウド・ジャパンが実施したオンラインイベントでは、企業がDXに取り組む上でどのようにデータ活用を進めればよいかが議論された。ここでは、セッション内容から、DXの本質を理解するヒントとデータ活用法を探る。

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 デジタルトランスフォーメーション(DX)に向けた取り組みが加速している。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)を受けて、テレワークが急速に普及した。これまでは進めようとしても前に進まなかったデジタル化がここにきて大きく進展したと評価する声も多い。

 ただ「テレワークを行うことがDXか」と問われれば、明確に「イエス」とは答えにくいのではないだろうか。テレワークは、業務の効率化を進め、新しい働き方の一つとして定着しつつあることは確かだ。だが、テレワークを行うことで「変革」と呼べるような新しい価値が生み出されているわけではない。また、テレワークでむしろ生産性が低下するケースや、テレワークをやめて以前の働き方に戻ろうという動きも見られる。

 「DXは、テレワークのようなITのデジタル化でなく、その先の取り組み方にこそある」と指摘するのが一橋大学経営管理研究科教授の神岡太郎氏だ。神岡氏は、グーグル・クラウド・ジャパンが実施したオンラインイベント「Looker Forum with Partners DXを成功させるためのデータマネージメント」に登壇し、企業がDXに取り組む上でどのようにデータ活用を進めればよいかなどが議論された。本稿では、セッション内容を振り返りながら「DXの本質を理解するヒント」と「DXのためのデータ活用」を探っていく。

※本稿は、2020年10月28日に@ITに掲載した記事を修正したコンテンツです。


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