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「新型コロナが初めてテレワークを広めた」は本当に正しいのか?テレワークと長く付き合うためのセキュリティ対策【前編】

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行の影響で企業は在宅勤務などのテレワークを実施する必要に迫られた。だが果たして「COVID-19が初めてテレワークを広めた」という意見は正しいのだろうか。

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 サイバーセキュリティのさまざまな課題の中でも、テレワークに関するものは特に複雑で厄介だ。テレワークのシナリオは多岐にわたるため、「システムをリモートで使う場合に必要なセキュリティ対策はこれだ」と単純に語ることはできない。とはいえ一般的なテレワークのシナリオに適用できるセキュリティ対策を知っておくことは役に立つ。3回にわたって解説しよう。

「コロナ禍以前のテレワーク」の真実

 クラウドセキュリティベンダーCensornetのCEOエド・マクネアー氏は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行によるテレワーク普及を「オフィスワークからテレワークへの世界初の大移動」と呼ぶ。だがテレワークは特に目新しい働き方ではない。

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