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Microsoftがプログラミング言語「Rust」への支援を強化「Microsoftも貢献しなければならない」

MicrosoftではRustの利用が増大しており、「Microsoftも貢献しなければならない」という決断に至ったという。

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 Microsoftは「Rust Foundation」に創設メンバーとして参加している。

 Rust Foundationはプログラミング言語「Rust」とそのエコシステムの支援、Rustのメンテナンス貢献者のサポートを目的とする独立組織で、Rustのパフォーマンス、信頼性、生産性の向上に寄与する。

 Microsoftのネル・シャムレル=ハリントン氏(プリンシパルソフトウェアエンジニア)はRust Foundationの理事も兼任する。

 シャムレル=ハリントン氏はMicrosoftの「Open Source Blog」で、魅力的なプログラミング言語としてのRustとの出会いに触れ、オープンソースプロジェクト、中でも特に言語エコシステムはユーザーと貢献者のコミュニティーに負けず劣らず強力であるべきだと論じている。

 「オープンソースのソフトウェアと言語は、Microsoftにとってもテクノロジー業界全体にとっても非常に重要だ。その重要性はRustのようなシステムプログラミング言語に特に当てはまる。MicrosoftにおけるRustの利用が増えるにつれ、このオープンソースソフトウェアを利用するだけでは不十分だと認識した。Microsoftもこれに貢献しなければならない。Rust Foundationに参加したのは、Microsoftがこのプロジェクトを財政的に支援し、プロジェクトに貢献してRustコミュニティーとより密接に関わるためだ」と同氏は書いている。

 Microsoftは新たにRustチームを結成し、エンジニアリングの取り組みでRustエコシステムに貢献している。さらにコンパイラ、コアツール、ドキュメントなどの開発分野でRustコミュニティーに協力することを想定している。

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