中国でのビジネス展開で直面しやすい、ITサービスマネジメントの2つの課題とは：株式会社野村総合研究所提供Webキャスト

中国でビジネスを展開している企業にとって、ITガバナンスの強化やシステム運用品質の維持・向上は大きな悩みの種となっている。中国特有のIT事情やITSMの課題が生まれている背景、さらにその解決策について、分かりやすく解説する。

[ITmedia]

　IT超大国として革新的なサービスを次々と生み出している中国。そのデジタル経済規模は拡大の一途をたどっており、日本のGDPを超える規模となっている。その一方で規制や制約も多く、ITサービスマネジメント（ITSM）の面ではさまざまな課題が浮上している。

　その1つが、ITガバナンスの強化だ。中国では各関連会社が地場のITベンダーを活用し、それぞれがシステムインフラを調達しているため、各システムの実装方式やセキュリティレベルがバラバラとなり、統制が取りづらい状況となっている。また、ITサービスの競争激化に伴うシステムの急拡大により、運用品質が低下してしまうケースも多く、システム拡大スピードと品質の両立が大きな課題となっているようだ。

　本動画では中国特有のIT事情を紹介した上で、上述した2つの課題について、実際の事例を基に解決策を提示する。また、現地クラウドサービスを活用した統合マネジメントの成功事例も紹介しており、中国だけでなく日本においても参考になる内容となっているので、ぜひ自社の取り組みに生かしてほしい。