検索
特集/連載

【G検定】強いAIと弱いAIの違いは? 間違っている説明を選べ『ディープラーニングG検定 最強の合格問題集』出張版

AIの基礎から法律・倫理まで幅広い領域が問われる資格「G検定」。試験範囲の中でも重要度の高いテーマを1問ずつ取り上げ、理解の定着に役立つポイントを確認していきます。今回は「強いAIと弱いAI」の違いについてです。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena

 「G検定」(ジェネラリスト検定)は、AI(人工知能)技術全般、特に機械学習やディープラーニングの基礎を体系的に学ぶ資格試験です。AI人材の需要の高まりとともに受験者数は年々増加しており、企業でも従業員への取得を奨励する動きが広がっているそうです。

 本記事はSBクリエイティブ刊『ディープラーニングG検定(ジェネラリスト)最強の合格問題集[第2版]』(ヤン・ジャクリン 著)から、G検定の出題範囲を踏まえた問題と解説を1問1答形式で紹介します。今回は「強いAIと弱いAI」の違いを押さえる1問です。

書籍紹介

ディープラーニングG検定(ジェネラリスト)最強の合格問題集[第2版]

ディープラーニングG検定(ジェネラリスト)
最強の合格問題集[第2版]

著者:ヤン・ジャクリン

SBクリエイティブ 2,805円

究極の332問+模試2回(PDF)

G検定の問題集の決定版がパワーアップ!

効率的に1発合格をサポートします。

購入ページはこちら


問題

強いAIと弱いAIの違いについて、最も不適切な選択肢を1つ選べ。

1.強いAIとは、特定のタスクに関して人間の思考または動作の速度を上回るAIを指す。

2.弱いAIは、特定のタスクに特化しており、そのタスクの範囲内では人間を上回る性能を示すことがある。

3.現在(2024年9月)、弱いAIのみ実用化されている。

4.強いAIと汎用型AIはほぼ同義である。


――答えは分かりましたか?



正解と解説

正解は「1.強いAIとは、特定のタスクに関して人間の思考または動作の速度を上回るAIを指す。」

 強いAIとは一般的に、人間のような自意識を持ちながら、状況に従い総合的に判断し、臨機応変に知的活動を行えるAIと定義されています。特定のタスクに限定されるのは、弱いAIの方です。

 他の選択肢は強いAIまたは弱いAIに関する正しい記述です。

選択肢2:弱いAIは特定のタスクにおいてのみ人間を超える性能を発揮し、特化型AIとも呼ばれます。

選択肢3:現在実用化されているAIは全て弱いAIであり、強いAIの開発は近いうちには難しいとされています。

選択肢4:強いAIは、汎用型AIとも呼ばれます。

※この記事はSBクリエイティブ刊『ディープラーニングG検定(ジェネラリスト)最強の合格問題集[第2版]』から、アイティメディアが出版社の許可を得て一部加筆編集の上、転載したものです(無断転載禁止)。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る