ホテル三日月がクラウド経営管理システム採用 ホテル・レジャー企業の課題と導入成果は:現場主導のデータ活用を実現
ログラスは、ホテル三日月がクラウド経営管理システム「Loglass 経営管理」を導入したと発表した。導入により、経営上の意思決定の迅速化と透明性向上を図る。
千葉県のホテル三日月がクラウド経営管理システム「Loglass 経営管理」を導入した。ログラスが発表した。導入を通じて同社は、経営データの一元管理と可視化を進め、意思決定の精度とスピード向上を目指す。
Loglass 経営管理を入れた背景は
1961年創業のホテル三日月は、温泉とレジャーを融合した「龍宮城スパホテル三日月」をはじめ、ゴルフ場運営やテナント、商社事業などを展開している。一方で、全社的なITツール導入を進めるに当たって、データ収集と共有の仕組みに課題を抱えていた。特に管理会計では部門ごとに異なる予算フォーマットが存在し、データの収集や加工が煩雑で属人化していた。その結果、正確な数値比較が難しく、情報の透明性も十分に確保できていなかった。
こうした状況を受け、同社は誰もがデータにアクセスし、経営判断に活用できる体制への移行を検討。「Loglass 経営管理」の導入を決めた。決め手となったのは、直感的な操作性により現場責任者が自ら数値を把握・分析できる点、財務データに加えて各事業に散在する非財務データも含めた一元管理が可能な点、さらにワークフロー機能によって予算策定や承認プロセスの透明性を確保できる点だ。
同システムは、表計算ファイルや各種システムに分散する経営データをそのまま取り込み、データベース化する仕組みを備える。これにより、ユーザーは必要な切り口でデータを可視化・分析でき、経営判断に必要な情報へ迅速にアクセスできる。
ホテル三日月は導入の背景について「会計データの加工や共有に多くの手作業が発生していた」と説明する。その上で、「勘定奉行との連携によるデータ自動取り込みと、誰でも直感的に把握できる可視化機能を評価した。現場から経営層まで同じデータをタイムリーに共有できる環境が導入の決め手となった」とコメントした。
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