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アース製薬、外資系ERPから国産ERPへ移行 会計業務の属人化解消へ国産クラウドERP「HUE」採用

アース製薬は、外資系ERPの保守期限到来を機に、国産ERPへの移行を決断した。その理由や移行で生じるメリットを紹介する。

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 アース製薬が、外資系ERPから国産ERPへの刷新に踏み切った。財務・管理会計および債権債務領域において、ワークスアプリケーションズ(WAP)のクラウドERP「HUE」を採用した。2026年5月14日、WAPが発表した。国産ERPへの移行に踏み切った背景や、導入によるメリットを紹介する。

アース製薬が国産ERP導入に踏み切った理由

 アース製薬では、従来運用していた外資系ERPの保守期限を迎えるに当たり、次期基幹システムの検討を進めていた。同社によると、従来利用していた外資系ERPでは、日本企業特有の商習慣や業務運用への対応に限界があった。

 特に、債権債務領域において日本の商習慣に十分対応しきれない部分があり、システム外で煩雑な処理が発生。その結果、業務負荷の増大や、特定担当者に依存する属人化しやすい業務環境が課題になっていたという。

 こうした課題を受け、同社は「日本企業の業務に合わせやすいERP」へと方針転換した。採用したHUEは、日本の大手企業向けに開発された国産ERPであり、業務に応じた柔軟な設定や運用が可能な点を評価したという。システム外での業務処理を削減し、一元化されたデータ活用を進められる点も採用の決め手になった。HUEは6700以上の標準機能を備え、導入実績は2400社以上に上る。

 今回の刷新では、財務会計・管理会計システム「HUE Financials & Strategy」と、債権・債務管理システム「HUE Accounts Payable/Receivable」を導入する。さらに、既に導入済みの固定資産管理システム「HUE Asset」と連携し、精度の高いデータをリアルタイムで把握できる環境を構築する。これにより、決算業務の平準化や組織対応力の強化を進める考えだ。

 アース製薬 管理本部ファイナンスマネジメント部 部長の堀畑貴裕氏は、「今回のシステム刷新を機とした業務プロセスの見直しは、当社のさらなる成長に向けた重要な取り組みだ。HUEは業務に応じた柔軟な設定・運用が可能である点を評価し、採用を決定した。導入を通じて、これまでの課題であった業務負荷の軽減とデータ活用の高度化を実現し、サステナブルな組織運営と決算業務の平準化につなげていきたい」とコメントしている。

(※)この記事は本多和幸氏と谷川耕一氏によるIT事例メディア「CaseHub.News」に掲載された「アース製薬、クラウドERP「HUE」を採用 会計業務を最適化し属人性を低減へ」(2026年5月17日)を、TechTargetジャパン編集部で一部編集し、転載したものです。

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