クラウド/モバイル時代のSIer、リセラー“新成長論”

クラウドによるSIerやディストリビューターの“中抜き”、モバイルデバイスによるエンドユーザーコンピューティングの進展、事業部門によるIT投資など、エンドユーザー企業の環境は大きく変化している。その中で日本のITを担ってきたSIerやリセラー、代理店は今後、どう成長すべきか。パートナービジネスの今後を共に考える。

Pick Up!

新規参入を強力に支援するパートナー施策

SAPジャパンは中堅・中小企業向け市場における新たなパートナー戦略を打ち出した。同社にとっては、これまでなかなか存在感を示せずにいた領域へのチャレンジとなる。同社が目指すパートナービジネスの姿とは。

クラウド時代にネットワークを再評価する

ネットワークが安定していなければ、クラウドもIoTも真価を発揮できない。シスコが中堅・中小企業向けブランド「Cisco Start」を発表したのは、ネットワーク技術の認知普及を目指した“未来への布石”だという。

エコシステムの充実がクラウドを盛り上げる

AWSといえば代表的なパブリッククラウドサービスベンダーの1つだ。ビジネスにおけるクラウド利用が多くの企業に広がるほど、パートナーの協力が重要になる。同社はどのような支援制度を提供しているのか。

リアルタイムな経営判断とグローバル化の壁を越えるには

ERPを経営の意思決定に役立つツールとして捉え直している企業が増えている。その背景にはクラウドコンピューティングをはじめとする技術革新がある。中堅・中小企業におけるERP活用の最新事情とは。

「Java」開発力があるならSaaSベンダーへ転身?

「Oracle Database」や「Oracle Exadata」をはじめとする“製品”の印象が強いOracle。実は約600ものクラウドアプリケーションを擁する屈指のSaaSベンダーだ。同社がクラウドビジネスへの取り組みを強化する狙いとは。

「NETWORLD CLOUD MART」でハイブリッドクラウド普及を後押し

ストレージや仮想化製品など、幅広いIT商材を取りそろえるディストリビューターのネットワールドは、クラウドビジネスのどこに軸足を置き、どのようなビジネス戦略を打ち出そうとしているのだろうか。

開発環境も「所有」から「消費」へ

IBMは「SoftLayer」「Bluemix」「Bluemix API」の提供でクラウド市場での存在感を強く打ち出している。これらのサービスは、パートナー企業の提案力の強化にどのように貢献するのか?

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オンプレミスのサーバに安定した電源供給を行う上で役立つUPS。その製品選びで、給電方式と並んで重要となるのがバッテリー寿命だ。本資料では、電池寿命を大幅に伸ばす独自充電技術を採用した小型UPSを紹介する。

「安定稼働」と「柔軟性」を両立

昨今はネットワーク/セキュリティ製品においても、他のITインフラ同様に「ビジネスの変化に応じた柔軟性」が求められる。この要件を満たし、運用管理者にとって安心かつ安全な運用を支援するセキュリティアプライアンスとは。

企業にとってサイバー攻撃の脅威がかつてないほど増大している。その背景には、攻撃手法の高度化や攻撃者の目的の変化、端末やアプリケーションの多様化などがある。このような変化により、近年はマルチサービス型のセキュリティ製品が注目され始めている。

大規模向けで培った実力で、管理コストと不安を軽減

中堅・中小企業にセキュリティ製品を提供したい販売店にとって、適切な商材選びは困難を極める。価格競争に陥りがちな中堅・中小企業向け市場で顧客を満足させるための、商材選びのポイントを探る。

サイバー攻撃のターゲットが、堅牢な大規模システムから防御の薄い中小システムに変化しつつある。堅い守りを突き崩すための激しい攻撃が、こちらに向いたら被害は甚大だ。中小企業にも大企業同等の守りを得るため、このタイミングで注目の製品がある。

ビジネス戦略

直販営業のノウハウ生かしリセラーを支援

2016年、デルは直接販売中心からパートナー販売中心へビジネスモデルを変えた。パートナー企業にとってはどのようなインパクトをもたらすのだろうか。同社マーケティング本部長の清水 博氏に話を聞いた。

(2016年3月9日)
リセラーのクラウドビジネス収益化を支援

IT商材の流通だけでなく、クラウドサービス、通信サービスなど、幅広い分野を取り扱うソフトバンクコマース&サービス。同社はクラウドビジネスのどこにフォーカスしているのか。溝口泰雄氏に聞いた。

(2016年2月24日)
付加価値サービスがキーに

新規参入のクラウドプロバイダーがクラウド市場で利益を上げるには。既存のIaaSをうまく利用しながら、セキュリティやディザスタリカバリ、管理ツールといった付加価値サービスで勝負することが重要らしい。

(2013年7月23日)
BaaS普及を妨げる、バックアップベンダー「3つの誤解」

バックアップベンダーのパートナーに関する誤解が、Backup as a Service(BaaS)の普及を妨げるハードルとなる可能性がある。

(2015年8月11日)
「ひとり情シス」課題別解決マニュアル【第2回】

頼れる人が少ない、あるいはいない“ひとり情シス”にとって、パートナーとなる販社/SIerは日々の負荷を左右する重要な存在だ。頼れる販社/SIerを探すにはどうすればいいのだろうか? 簡単・確実な選び方を紹介する。

(2013年7月10日)
ノーク伊嶋の「中堅・中小企業をITで救いたい!」【第2回】

低迷する経済下でIT運用に悩む企業。そんな企業にとって、経営に直結するITの利活用を提案するパートナーは頼もしい存在だ。昨今提案力が落ちたといわれるが、最適な販売店を選ぶにはどうすればいいのか。

(2009年12月3日)
「Microsoft Azure」で考える

米Microsoftの「Microsoft Azure」などのクラウドプラットフォームには豊富なビジネスチャンスがある。事実、ITソリューションプロバイダーは、Microsoft Azureに付加価値を付けることによってビジネスを拡大している。

(2014年11月11日)
失敗経験を語れないところは“地雷”の可能性

AWSのスキルを持っている人が社内にいない場合は、新規クラウドプロジェクトを外部委託することをお勧めする。ただし、委託先企業の質がプロジェクトの成否を分ける可能性があることに留意されたい。

(2015年6月8日)

IT業界動向

新規参入を強力に支援するパートナー施策

SAPジャパンは中堅・中小企業向け市場における新たなパートナー戦略を打ち出した。同社にとっては、これまでなかなか存在感を示せずにいた領域へのチャレンジとなる。同社が目指すパートナービジネスの姿とは。

(2017年6月28日)
エコシステムの充実がクラウドを盛り上げる

AWSといえば代表的なパブリッククラウドサービスベンダーの1つだ。ビジネスにおけるクラウド利用が多くの企業に広がるほど、パートナーの協力が重要になる。同社はどのような支援制度を提供しているのか。

(2017年1月17日)
リアルタイムな経営判断とグローバル化の壁を越えるには

ERPを経営の意思決定に役立つツールとして捉え直している企業が増えている。その背景にはクラウドコンピューティングをはじめとする技術革新がある。中堅・中小企業におけるERP活用の最新事情とは。

(2016年6月22日)
従来型仮想マシンの脅威となる存在

米DockerとPaaSプロバイダーが提供する機能は似ている。そのため、コンテナプラットフォームはPaaSの代替となり得る。だとすると、DockerはPaaSに完全に取って代わるのだろうか。

(2015年8月10日)
データ保護/セカンダリストレージまで

ハイパーコンバージドインフラはプライマリストレージに影響を与えているが、ベンダーはこのインフラのコンセプトをデータ保護にも応用しようとしている。

(2015年9月17日)
複雑になればなるほどビジネス拡大

「Windows 10」の登場は米Microsoftのパートナーにとってもチャンスだ。どのような収益拡大が見込めるのだろうか。

(2015年7月28日)
既存のVMware環境をどうするか

OpenStackとVMwareは、ハイブリッドおよびプライベートクラウドの有力な選択肢だ。あなたの会社はどちらを選ぶべきだろうか。

(2015年8月5日)
ビッグデータ活用を支える分散処理基盤

Apache Hadoopを利用すれば、ビッグデータを高速に処理可能だ。だがその導入は決して容易ではない。そこで頼りになるのが、企業向けに機能やサポートが強化された商用ディストリビューションである。注目の6種を紹介する。

(2015年3月31日)
いまさら聞けないハイブリッドクラウド【第3回】

ハイブリッドクラウドの運用で欠かせない製品、それはオンプレミスや他クラウドとの統合管理ツールだ。マルチクラウドに対応した管理ツールの中から、主要な製品を一覧表にまとめた。

(2015年4月9日)

ベンダー動向

新旧ベンダーがしのぎを削る

ネットワークスイッチのメーカーには、台湾などのODMベンダーだけでなく、有名企業も参入し、選択肢が広がってきている。8社の製品動向に注目し、市場の勢力図を見据えてほしい。

(2015年11月26日)
SDN技術がキーになる

未来は既に始まっている。SDN技術は、次世代Wi-Fi製品・サービスの要として急速に採用が進んでいる。その役割は増すばかりだ。

(2015年7月1日)

パートナー動向

個別開発に比べコストが数分の1に

ノンプログラミングで業務アプリケーションを作成し、そのままクラウド上で運用できるサイボウズの「kintone」が、基幹系システムのフロントの在り方を変えた。kintone導入で実績を持つ新興SIerのアリーナシステムに聞いた。

(2014年8月7日)
基幹DBも含めて社内システムを全面仮想化へ

NTTデータは2013年5月に足がけ4年に及ぶ長期プロジェクトを完了させ、社内システムを全面的にプライベートクラウド上に移行する。SIerらしく顧客に向けたソリューションモデルともなる効率的な基盤だ。

(2013年5月17日)