導入するだけで効果があると勘違い HCIの導入と運用に関する「本当のところ」HCIは本当に「ひとり情シス」を救えるのか

HCIのメリットは一般に広く知られつつある。だが、実際にHCIを導入、運用してみないと分からないことはある。そこで、HCIの導入サービスを提供する企業の有識者にHCIの導入と運用に関する「本当のところ」を聞いた。

2019年12月27日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 オンプレミスでのシステム構築において、柔軟性や拡張性の高さから「HCI」(ハイパーコンバージドインフラ)を検討する企業は少なくない。コンポーネントを統合したシンプルな構成のため、従来と比べて運用やメンテナンスの負荷軽減が期待できるからだ。

 そういった負荷軽減を目的として「特に『ひとり情シス』と表現される小規模な情報システム部門でHCIありきのシステム構築、いわゆる『HCIファースト』の考え方が浸透しつつある」と有識者は語る。

 だが、「HCIであれば何でもいい」というわけではない。負荷が減るとはいえ運用がなくなるわけではないし、HCIならではの注意点もあるからだ。では、どのような条件、方法でHCIを選び、運用すればいいのか。HCIの導入サポートサービスを提供する企業の有識者に話を聞いた。

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