マルチデバイスでセキュアにファイル共有する仕組みとはソリトンシステムズ「FileZen」「NetAttest EPS」

スマートデバイスのビジネス活用が注目を集めているが、セキュリティ上の懸念やデータ共有の仕組みなどの課題があることも事実だ。しかし、それらをアプライアンス製品で迅速に解決するソリューションがあるという。

2011年07月22日 00時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 ビジネスシーンにおけるスマートデバイスの活用は、電子メール、インターネットをはじめ、各ベンダーが公開しているアプリケーションでスケジュール管理などもできるようになっている。移動中や合間の時間を有効に活用できるので、大いにスマートデバイスの利用メリットを感じているだろう。

 しかし、ファイルの転送・共有となると、途端に簡単ではなくなる。スマートデバイス以外にも通常のPCからのアクセスや社内外との情報共有、そしてセキュリティも考慮しなければならないからだ。ファイル共有はPCを通して行うのが依然として一般的であり、スマートデバイスの導入で取引先とのやりとりが滞っては意味がない。また重要ファイルのやりとりに利用する際には、パスワード設定などの標準的なセキュリティ以上の機能が求められる。さらに、コストも気になるところだ。例えば人数に応じて課金されるサービスの場合、少人数の利用なら月々数千〜数万円程度で収まるが、数百名以上の規模では大きな負担となる。

 ファイル共有手段として、1つの選択肢となるのがオンラインストレージだ。しかし、上述したセキュリティやコスト面の課題を解決する手段として、ここではソリトンシステムズのファイル転送アプライアンス「FileZen(ファイルゼン)」を提案したい。

 FileZenは、ネットワーク上の共有ストレージを経由して、ファイルを複数ユーザー間で共有・転送するためのアプライアンス製品である。例えば、プロジェクトなどで複数の取引先とファイル共有する場合、取引先Aはダウンロードのみ可、取引先Bは取引先Aのファイル自体を非表示にするなど、取引先に応じてアクセス権を設定できるので、安心してファイルをアップロードできる。

 もちろん、アクセスできるのは各取引先のプロジェクト関係者のみなので、関係者以外に間違ってファイルを送る心配はない。他にも、ウイルスチェックや承認を得ないとファイルをアップロードできない仕組みや、ダウンロードした後も、ダウンロードしたデバイス以外ではファイルを閲覧できないという二次利用を防止する仕組みが実装されている。加えて、従量課金制ではないため、どんなに利用ユーザーが増えても追加料金が発生することはない。

画像 FileZen利用イメージ

 さらに、英語・中国語対応のFileZenなら、海外とのファイル共有でも活用できる。海外のスタッフであれば、自動的に画面が英語に切り替わりスムーズに利用できる。またWebAPIを公開しているので、自社の環境に合わせてアプリケーションを開発できる。これにより、業務システム間でのファイルの受け渡しがFileZenを介して簡単に行えるようになる。もちろん、大容量ファイルや重要なファイルも安心してやりとりできる。FileZenはセキュリティ機能が充実している上、拡張性のある製品なのだ。

 一方で、ファイル共有だけでなく、社内のファイルサーバやアプリケーションに社外から直接アクセスしたいというニーズもあるだろう。その場合、往々にしてネックになるのがセキュリティの問題だ。しかしこの点に対しても、ソリトンシステムズのネットワーク認証アプライアンス製品「NetAttest EPS」によって、電子証明書とワンタイムパスワードを使った強固なセキュリティ基盤を実現できる。

 NetAttest EPSを使えば、証明書がないスマートデバイスからのアクセスを防止できる上、証明書の配布もユーザーがウィザード形式で簡単に設定できる。より強固なセキュリティを求めるのであれば、ワンタイムパスワードでの本人認証も可能だ。NetAttest EPSは、証明書認証やワンタイムパスワード認証など複数の認証方式に1台で対応できるので、システムごとに管理サーバを立てる必要がない。

 同社は、スマートデバイスによるモバイルワークを考える上で最も重要な「セキュリティ」と「情報共有」という2つの課題に対し、それぞれ明確なソリューションを提供しているのである。

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