クラウドAIへの過度な依存を防ぐ一手
AIコストを解決 なぜSnapdragon Xが次期PCの有力候補なのか
AI PC市場で注目を集めるプロセッサ、「Snapdragon X」シリーズ。スマートフォン技術を応用した省電力と高性能を両立させる独自設計、そしてシステナの一元的な運用サポートが後押しする企業のAI活用とは。
製品がコモディティ化して、成長が鈍化していたPC市場で昨今期待が高まっているのが、端末側で安全かつ高速にAIを処理できる「AI PC」だ。AI PCは2029年までにPC市場全体の約7割を占める規模に成長するという予測もあり、各社はAI機能を差別化の柱に据えた新製品を続々とリリースしている。
こうした中、スマートフォン分野の技術を応用したプロセッサ「Snapdragon X」シリーズを搭載したPCは、優れた省電力性と高い処理能力で新たな選択肢として存在感を高めている。一方で、導入を検討する企業のIT部門からは「既存の業務アプリケーションや周辺機器はそのまま動くのか」といった互換性への懸念や、「マルチベンダー環境での運用サポート体制」への不安の声も根強く残る。
本稿では、Qualcommの日本法人であるクアルコムシーディーエムエーテクノロジーズの山徳愛爾氏に、Snapdragon Xシリーズの互換性の現在地とハードウェアとしての真の価値を取材。導入への不安を乗り越えた先に引き出せるPC本来のポテンシャルと、IT部門を救う一元的なサポート体制の在り方を聞いた。
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