国内約1万7000社の基幹システムを支えていると言われるIBM System i (旧、AS/400)でGUI環境を手に入れ、かつDelphiの持つ豊富な関連アプリケーション群をも利用できるというソリューションにスポットを当てる。それは、多くのメリットを生み出すとともに、内部統制にも対応できるという高付加価値を与えてくれる。
オフコンのジャンルにおけるサーバシステムで高いシェアを持ち、今なお進化し続けているIBM System i (以下、System i )。過去にはAS/400と呼ばれ、現在も多くの企業の基幹システムを担うサーバシリーズである。このSystem i をより使いやすくし、経営支援を行うレベルまで進化させる開発ソリューションがあることをご存知だろうか。
現在、IAサーバへリプレイスされるオフコン製品が多い中、System i はその堅牢性・信頼性の高さから、今なお多くのユーザー企業が混在環境下でSystem i を運用している。しかし、信頼性の高さと引き換えに、ユーザーインタフェースなどにおいて現在のオープン系ソリューションに遅れをとっているのも事実だ。
今回は、System i をGUI/Web化でき、OracleやSQLをも運用可能にするソリューションにスポットを当てる。
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