2013年に発生した9176万5453件のセキュリティインシデントの内、企業に脅威的なダメージを与え得る重大度の高いインシデントはわずか3%にすぎない。今どのようなセキュリティインシデントの傾向があり、どのような業界を狙っているのか? そして企業はどうすれば効果的、効率的に対処できるか?
デバイスの追加、ネットワーク接続の増強、ビジネスとインフラストラクチャの拡張に伴うサイバー攻撃対象の増加により、攻撃の種類、技術、また攻撃者、攻撃元は年々多様化している。「攻撃者」に至っては、ソーシャルメディアの普及により社員の不注意がビジネスをリスクに晒す危険性も発生している。2013年におけるデータレコード盗難1件当たりの平均コスト145ドルというデータからも明らかなように、金銭的な損失はもとより、場合によっては企業の信用、知的財産の損失も招きかねない。
本レポートは、「IBMマネージド・セキュリティー・サービス」の高度なビッグデータアナリティクスによって世界規模で展開する監視対象プラットフォーム全体で収集された、セキュリティイベントに関するデータとセキュリティインテリジェンスの知見から、2013年の全世界の企業における主要脅威トレンド、攻撃件数、攻撃の種類、攻撃を可能にする要因、そして、最も影響を受けた業界について詳細をまとめたものだ。
攻撃の対象が企業単体から「個人の集合」に再分化し、業務内容や個人の生活にまで多岐にわたる今日、高い評価を受けているIBMのセキュリティアプローチについて詳しく紹介する。
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