2014年12月の発表以来、そのシャープな姿に多くのユーザーが注目した薄型ノートが日本でも出荷を開始した。その姿をまずは画像で紹介しよう(こちらはITmedia PC USERから転載した記事です)。
米ヒューレット・パッカード(以下、HP)が2014年12月に発表した「HP Elite Folio 1020」シリーズは、日本HPでもすぐに日本市場向けのモデルとして「HP EliteBook Folio 1020 G1」(以下、Folio 1020)と「HP EliteBook Folio 1020 G1 Special Edition」(以下、Folio 1020SE)を発表し、2015年5月11日からWebオンラインショップ「HP Directplus」で販売が始まっている。HP Directplusにおけるスタンダードモデルの価格は、税別でFolio 1020が15万9000円から、Folio 1020SEが19万9000円からとなっている。なお、5月11日から1000台限定の発売記念キャンペーンを行っており、税別の最小構成価格がFolio 1020で12万4000円、Folio 1020SEでは13万8000円で購入できる。
ともに、ディスプレイサイズは12.5型で本体サイズが310(幅)×210(奥行き)×15.7(高さ)ミリ、重さはFolio 1020で約1.2キロ、Folio 1020 SEで約1キロと、薄く軽い。左右側面からみた形状は前に行くにしたがって薄くなる“くさび”型で、シルバーのボディカラーとともにその本体デザインに注目する関係者やユーザーは多い。その注目度の高いFolio 1020の姿をフォトレビューとして紹介する。
Folio 1020SEでは、天板とパームレストパネルにマグネシウムリチウム合金を採用するほか、底面パネルにカーボンファイバーを用いて、軽量で、かつ、堅牢なボディを実現する。Folio 1020でもアルミニウムマグネシウム合金を用いている。日本HPでは、堅牢性の指標として、どちらのモデルも工場出荷時に、落下(高さ76センチから26方向)、振動、衝撃、高圧、高温、高湿度の耐久試験を米軍調達基準「MIL-STD 810G」に相当するレベルで行っていることを訴求している。
ディスプレイは、ともに12.5型で解像度はFolio 1020が1920×1080ピクセル、Folio 1020SEは2560×1440ピクセルになる。なお、米国市場ではタッチパネルを組み込んだ構成も用意しているが、日本市場向けでは2015年5月時点においてタッチパネル組み込み構成を用意していない。
キーボードでは、JIS配列の日本語キーボードのほかに、ASCII配列の英語キーボードも選択できる。どちらも主要キーのピッチは18.7(縦)×18.7(横)ミリで、ストロークは1.5〜1.7ミリを確保している。日本語キーボードでは、BackSpaceキーとEnterキーのサイズを英語キーボードより大きくし、カーソルキーのレイアウトを「↑」キーだけ段を変えた「逆T字配列」を採用する。
タッチパッドは タブレットやスマートフォンと同じタッチ操作を再現する「ForcePad」を採用。タッチパッド部分にFeliCa対応 NFCリーダーを組み込んでいる。
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