仮想ネットワーク利用のハードルを下げる オーケストレーションの重要性ヴイエムウェア株式会社提供ebook

サーバ仮想化に伴いネットワークも徐々に仮想化の機運が高まってきた。だが、調査によるとIT部門担当者が仮想ネットワークの設定やトラブルシューティングに頭を抱えているようだ。解決の手掛かりとなるのはオーケストレーションだ。

2018年01月12日 10時00分 公開
[ITmedia]

 クラウド利用が一般的な選択肢となり、サーバの仮想化はもはや「実施しない理由を考える」状況になりつつある。それに伴ってサーバに付随する各機能、例えばストレージやデスクトップなども仮想化が進んでいる。ネットワーク仮想化もその1つだ。

 だが、ストレージなど他機能に比べてネットワークの仮想化が進んでいるとは言い難い。米調査会社Enterprise Management Associatesによると物理的ネットワークと仮想ネットワークにまたがる環境設定などが課題となっており、そのため推進が遅れているという調査結果が出ている。

 本稿ではネットワーク仮想化を取り巻く環境と立ちはだかる障壁についてまとめた。解決の手掛かりとなるオーケストレーションをキーワードにネットワークの仮想化が生み出すメリットや運用のヒントも解説しているので、参考にしてほしい。