徹底検証:DX推進における「コンポーザブル・インフラストラクチャ」の有効性

多くの企業でDXの推進が行われる中、旧来アプリケーション と新世代アプリケーションの共存によるインフラの二重性が課題になりつつある。その解決に当たり注目されるのがコンポーザブルインフラだ。本稿ではその有効性を検証する。

2018年06月18日 10時00分 公開
[ITmedia]

 デジタルトランスフォーメーション(DX)に多くの企業が取り組み始め、ビジネスの成功に向けた欠かせない一手となりつつある。一方でその推進には課題もある。その1つが「インフラの二重性」だ。レガシーなアプリケーションと新世代のアプリケーションが共存する間は、インフラもそれぞれ並行して運用する必要がある

 そのような中で注目を集めているのが「コンポーザブル・インフラストラクチャ」だ。コンポーザブル・インフラストラクチャは、プロセッサ、メモリ、ストレージ、ネットワークファブリックなどのハードウェアリソースを論理的にプールして、各リソースをサービスとして処理する。IT管理者にとって、特定のワークロードに合わせてリソースをオンデマンドでプロビジョニングできるというメリットがある他、レガシーシステムとモダンシステムとの懸け橋として期待されている。

 本稿では、中小企業と大企業の301人のITユーザーを対象にした調査結果を基に、データセンターの非効率性を考察し、コンポーザブルインフラの有効性について徹底的に検証する。

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アイティメディア営業企画/制作:TechTarget編集部/掲載内容有効期限:2018年10月31日