高性能ストレージを従量課金で――大塚商会に学ぶクラウドサービス基盤刷新

クラウドサービスのパフォーマンス向上と、インフラ運用コストの削減。本来は相反する2つの命題だが、大塚商会はサービス基盤の刷新を機に両立に成功。さらにラック占有スペースも50%に圧縮したという。成功の秘訣を同社に聞いた。

2019年02月27日 10時00分 公開
[ITmedia]

 1人情シスや兼任情シスに頼る中堅・中小企業が手軽に利用できる、大塚商会のマネージドクラウドサービス「たよれーるクラウドIaaS」。同サービスの順調な成長を受け、同社はストレージ基盤の強化を決めた。求めたのは、パフォーマンスと信頼性、保守性の向上による、サービスのさらなる高品質化だ。

 選定に当たり同社は「性能向上につながるオールフラッシュアレイ」「障害時や高負荷時でもサービス影響を最小化する信頼性・保守性の強化」「投資対効果を高めるテクノロジーや料金形態の積極活用」という3つの方針を決めた。この条件の下に同社が注目したのが、既存環境の8倍ものIOPSを発揮し、ラックスペースも50%に圧縮できるミドルレンジクラスのオールフラッシュアレイだ。

 同製品は、オンプレミス環境ながら月額従量課金制でも調達でき、ハードウェア資産に縛られない運用環境も実現できた。本資料では、同社の事例を基に、高コスト効率を誇る最新ストレージが、クラウドサービス基盤強化に与えたインパクトを明らかにする。

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アイティメディア営業企画/制作:TechTarget編集部/掲載内容有効期限:2019年6月30日