「Windows Server 2008が稼働中」が約5割 調査が示すサポート切れOS放置の実態“不適切なインフラ”の現状が露呈

サーバを中心としたITインフラに関して、企業が抱えている課題とは何なのか。調査結果からは、サポート切れOSの現役稼働など、決して“クリーン”とは言えないインフラの実情が明らかになった。

2020年10月30日 10時00分 公開
[ITmedia]

 クラウドサービスや仮想化技術といった新たなITインフラ関連技術の利用が進む中、企業はインフラをどのように運用しているのか。アイティメディアは2020年7月から9月にわたり、従業員数100人から1000人の中堅企業に対して、サーバを中心としたインフラに関する詳細な調査を実施した。企業は最新技術の導入を積極的に進めている一方で、サポートが切れた、もしくはサポート切れ間近のOSをいまだに利用している――。調査からはこうした実態が明らかになった。

 テレワークをはじめとする働き方の変化やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に伴い、インフラの活用方法やニーズが変化しつつある。調査結果から企業のインフラ事情を考察する。


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