「マジカミ」開発会社が“隔週で約30件の施策をリリース”できる秘策管理者とチームをつなぎ顧客に価値を届ける

ソーシャルゲームアプリ「マジカミ」の開発、運営会社「Studio MGCM」はリリース後の機能改善に備え、アジャイル型開発プロセスを採用した。そこで課題となったのは「2つの開発プロセスに対応できるプロジェクト管理」の実現方法だった。

2020年12月03日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 「変化するニーズに応え、価値あるプロダクトを素早く顧客に提供すること」はビジネスの差別化において重要なポイントだ。アジャイル型の開発プロセスは、ウオーターフォール型開発プロセスに比べて変化に強く、価値の高いプロダクトを迅速に作り出すための手法として注目されている。

 とはいえ重要なのは「どちらが優れているか」ではなく、開発するプロダクトの要件や体制、スケジュールによって適切な開発プロセスを選択することだ。「決められた期日までに決められた工程を終わらせる」といった開発にはウオーターフォール型開発プロセスが適しているし、場合によっては2つの開発プロセスを使い分けることも有効だろう。

 Studio MGCMは開発フェーズによって開発プロセスを使い分ける企業の一つだ。同社は、Webブラウザとスマートフォン向けのソーシャルゲームアプリ「マジカミ」を開発、運営している。ソーシャルゲームの開発はリリース前と後で開発フローが大きく変化するという。

 同社は、高頻度で改修が発生するリリース後の開発にアジャイル型開発プロセスを採用。それに伴って「2つの開発プロセスに対応したプロジェクト管理」を実現するため、プロジェクト管理ツールの刷新を決意した。

 Studio MGCMが求めたのは「効率良くプロジェクトを管理し、全体の状況をチームメンバーそれぞれが主体的に把握可能な環境づくり」ができることだった。同社の期待に応えられるプロジェクト管理ツールはあったのだろうか。


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