“過酷な割に報われない”システム運用監視、自動化の導入はどう進めるべき?運用コスト削減の一手

情報システムの安定稼働を支える運用監視だが、「過酷な割に報われない仕事」というイメージが先行し、人材不足が深刻化している。この状況を打破する有効な手段となり得る“自動化”の導入方法について、成功事例を交えて解説する。

2021年01月25日 10時00分 公開
[ITmedia]

 業務プロセスのデジタイゼーションやビジネスでのIT活用が進む中、企業内の情報システムの数は今後も増え続けるだろう。しかし情報システムの安定稼働を支える「運用監視」の担当者の人数は増えるどころか、むしろ慢性的な人手不足に悩まされている。情報システムの種類が増えるほど、発生するイベントやアラートも増える。ただでさえIT人材の不足が深刻化している中、24時間365日のシステム運用監視は「過酷な割に報われない仕事」というイメージが定着し、より一層人材の確保を難しくしている。

 仕事の量は増える一方で、オペレーション要員の数は減少――この状況を打開するには自動化技術を取り入れることが重要になる。今後の監視オペレーターに求められるのは、単調な作業の繰り返しではなく自動化のスキルだ。具体的にどうすればいいのか。

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