大企業を悩ます「データの壁」の乗り越え方新たなビジネス機会の創造に向けて

DXに対してそれなりの投資をしたのに思ったほどの成果が上がらない、各部門で収集したデータは豊富なのに組織がうまく連携しない――大企業にありがちなこれらの課題の根源にあるのはデータの分断だ。解決策とは。

2021年01月29日 10時00分 公開
[ITmedia]

 変化の激しいビジネス環境で企業が生き残るために、デジタルトランスフォーメーション(DX)は欠かせない。

 「デジタル」と聞くと、PCやモバイルデバイス、あるいはマーケティングオートメーション(MA)や営業支援システム(SFA)のようなツールを導入しての業務の高度化を連想する場合もあるだろう。だがDXと単なるデジタル化は同じではない。

 DXの目的は、データとITを活用してビジネスの競争優位性を確立することだ。変革の対象は企業そのものであったり、ビジネスモデルであったり、あるいは製品やサービスであったりとさまざまだが、日本国内ではデータをビジネスの成長に生かせる企業とそうでない企業で二極化が進んでいるように見える。なぜか。次のページで考察する。

※本稿は、2020年10月28日にITmedia マーケティングに掲載した記事を修正したコンテンツです。

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