1人情シスが感じる不安は? 調査で知る中小企業のIT管理の実態「移り変わるIT環境に追い付けない」

従業員100人未満の企業に対して実施した調査結果から「ITの運用管理に集中できない理由」が見えてきた。こうした状況を変えるために必要なサービス、サポートとは何だろうか。

2021年02月01日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 働き方改革が「企業が検討すべき業務課題」として認識されるようになり、さまざまな企業で取り組みが進んでいる。その中でもテレワークを実現するVDI(仮想デスクトップインフラ)環境の整備や持ち運びに適したPCの導入など、IT運用管理に関連する取り組みは働き方改革の「鍵」となるものだ。

 こうした取り組みを推進するには、どうしてもそれなりの予算や人材が必要になる。小規模企業は大企業と比べて予算が限られており、ITに詳しい人材が不足していることが珍しくない。これでは適切なIT運用管理は難しい。

 本稿は従業員100人未満の企業に実施した調査結果を基に「IT運用管理の本当のところ」について分析する。“従業員100人未満の企業”にとって無理なく適切な方法で、社内のITを安全に運用管理するには、どのような方法があるのか。運用管理に関する調査結果に基づき「IT担当者の助けになるサービス、サポートとは何か」を明らかにする。

※本稿は、2019年3月7日に公開した記事を一部変更して再掲載したものです。

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