HCIで拡張性/運用性/コストはどう変わる? 札幌中央信用組合の事例で考察リコージャパン株式会社提供ホワイトペーパー

情報系システムや仮想デスクトップ環境を仮想化基盤で自社運用していた札幌中央信用組合。拡張性の不足や管理/メンテナンスの複雑化、コストの増大といった課題を抱える中、解決策として選ばれたのがHCIだった。その理由と導入効果とは?

2021年02月15日 10時00分 公開
[ITmedia]

 札幌を中心に、預金や融資事業を行い地域経済に貢献する札幌中央信用組合は早い時期からITシステム基盤への取り組みを積極的に行ってきた。同組合では、利用しているいくつかのシステムのうち、情報系システムと仮想デスクトップ基盤をブレードサーバ上の仮想化基盤で自社運用していた。

 だが、長期間運用し、OSやファームウェアのバージョンアップを重ねるうちにブレードの互換性を保てなくなったり、混在した仮想デスクトップ基盤のワークロードの管理とメンテナンスが複雑化してきたり、といった課題が発生していた。また限られたコストの中でいかに運用費用を抑えられるかどうかも課題であった。

 そこで札幌中央信用組合が新たに導入したのが、ハイパーコンバージドインフラ(HCI)だ。導入コストが高くなる懸念点があったというが、導入時の工夫によりこの問題を対処。従来の運用スタイルやノウハウを踏襲したままの移行を実現した。この移行において同組合は、どんな成果を得て、どう評価したのか。本コンテンツで取り組みを解説する。

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