“絶対に止めてはいけない”基幹系システムのクラウド化 成功のポイントは?“オンプレミスとの違い”を正しく理解するのが鍵

基幹系システムのクラウド移行には複数の課題がある。技術的な特性が違うため、運用性や可用性の確保にはオンプレミスとは異なる技術やノウハウが必要だ。両者の違いをより深く理解し、クラウド移行を成功に導く方策とは。

2021年02月24日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 クラウド技術の革新を追い風に、企業のクラウドサービス利用は情報系システムだけでなく基幹系システムにも広がりつつある。一方で、基幹系システムのクラウド移行には厄介な問題も存在し、本腰を入れることができていない企業もあるだろう。事実、「アマゾン ウェブ サービス」(AWS)をはじめとするクラウドサービスにはオンプレミスのインフラ(以下、オンプレミス)との機能的な違いがあり、従来通りの運用や可用性の担保ではない、新しい方法を理解する必要がある。

 とはいえ、「サービス障害が心配」「可用性の確保が難しい」「クラウドサービスとオンプレミスの混在で運用が複雑になる」など先延ばしの理由を付けていては、クラウド移行は進まない。重要なのは、クラウドサービスの可用性確保の方法、オンプレミスとの運用の違いを理解し、解決方法を知ることだ。

 “絶対に停止させてはいけない”基幹系システムの可用性を確保する上で、AWSのようなクラウドサービスにはどのような特徴があり、どうすればより良く活用できるのか。具体的に考えてみよう。


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