近年サイバー攻撃の目的がデータの窃盗から破壊/捕縛といった高度なものにシフトしつつあり、実際の被害も増加傾向にある。それらの攻撃からデータを守るためには、バックアップデータも含めた包括的なデータ復旧の仕組みが必要だ。
昨今のサイバー攻撃は、データの窃盗が目的だった従来の手法から、破壊/捕縛によりデータを利用不可にする高度なものへと進化し、被害事例も国内外で多く報告されている。これに対し多くの企業でサイバー攻撃の検知、防御といった、「感染を防ぐための対策」が進んでいるが、万が一感染した場合の「復旧対策」も見落とされがちであるが大切な要素だ。復旧のためにはデータのバックアップが必要となる。しかし攻撃者もその流れを先読みし、今度はバックアップデータそのものを標的にし始めているという。
そこで重要になるのが、デジタルデータの“レジリエンシー”をいかに高めるかという点だ。そのポイントは、乗っ取られても攻撃者のデータ掌握を防ぐ「防御」、攻撃者から見えない場所へ復旧用データを移す「隔離」、隔離したデータの分析/検証によりリスクを発見する「衛生」の3つの実現がカギとなる。
本資料ではその具体策として、平常時運用の延長線で非常時復旧が可能なバックアップアプライアンスを紹介する。エアギャップと改ざん防止により脅威から復旧データを保全する他、AIや機械学習を活用した分析で安全性を担保する実力を、ぜひ確認してほしい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.